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商品ごとの炭素貯蔵量を
表示することで、
環境貢献度を、
目に見える形で、
お客様と共有します。

ジャパン建材は、環境貢献度の
“見える化”の一環として、
一部の木質商品の炭素貯蔵量を
表示しています。
商品ごとの炭素貯蔵量を
表示することで、環境貢献度を、
目に見える形で分かりやすく、
お客様と共有します。

炭素貯蔵量は、林野庁の「建築物に利用した木材に係る炭素貯蔵量の表示に関するガイドライン」に基づき算出されるもので、木材利用が地球温暖化防止に寄与していることを具体的に対外的に示す指標の1つです。木材は森林が吸収した炭素を貯蔵しており、国内における木材の主な用途である建築物等において利用を進めることは、「都市等における第2の森林づくり」として、カーボンニュートラルへの貢献が期待されます。
参照: 建築物に利⽤した⽊材に係る炭素貯蔵量の表⽰に関するガイドライン(林野庁)

炭素貯蔵量の具体的な
数値を知ることで、
環境貢献度を
より実感しやすくなります。

たとえば、針葉樹合板1枚あたりの炭素貯蔵量は、19.5kg-CO2(体積*に換算すると、直径2.7mの球体ほど)であり、
針葉樹合板1山あたりの炭素貯蔵量は、1.95t-CO2(体積*に換算すると、直径12.7mの球体ほど)です。

*体積はCO2換算

合板1山(※)の体積:1.987(㎥)
合板の密度 :0.542(t/㎥)
合板の炭素含有率 :0.493
→ 1.987×0.542×0.493×44/12=1.947(t-CO2

12mm×910×1820サイズ、100枚入り

CO2の分子量(=1モルあたりの重量):44(g/モル)
CO2の1モルあたりの体積:0.024(㎥/モル)
 → CO2の1トンあたりの体積:545.5(㎥/t-CO2))
 → 合板1山あたりの炭素貯蔵量の体積*:1062(㎥))
 → 半径:6.33(m)

たとえば、約30坪の木造戸建住宅**の木材使用量は40㎥ほどであり、その炭素貯蔵量は32.4 t-CO2です。

**当社の一般的な物件を想定

  • 構造材(ベイマツ):23㎥/棟
  • 羽柄材(スギ) :12㎥/棟
  • 構造用合板(スギ): 5㎥/棟
  • 構造材の炭素貯蔵量 =
    23(㎥)×0.479(t/㎥)×0.500×44/12 = 20.2(t-CO2)
  • 羽柄材の炭素貯蔵量 =
    12(㎥)×0.331(t/㎥)×0.500×44/12 = 7.3(t-CO2)
  • 合板の炭素貯蔵量 =
    5(㎥)×0.542(t/㎥)×0.493×44/12 = 4.9(t-CO2)

計 32.4 (t-CO2)

ちなみに、1世帯から1年間に排出されるCO2の量は、約2.88 t-CO2です。(※環境省2020年度データより)

炭素貯蔵量の算定対象は、
J-GREEN製品および
森林認証材です。

ジャパン建材は多種多様な合板・木材を扱っていますが、炭素貯蔵量を算定する対象商品を現時点ではJ-GREEN製品および森林認証材に限っています。これらは適切に管理された森林由来のものなど環境に配慮された木質商品であり、当該商品を拡販することは地球温暖化防止への貢献に繋がります。
木は、光合成によりCO2を吸収する一方で、呼吸によりCO2を放出してもいます。若い木は光合成が呼吸より活発に行われますが、成長を終えた木は呼吸が光合成より活発になり、CO₂の放出量が吸収量より多くなります。そこで、成長を終えた木を伐採し、その跡地に若い木を植えると、継続的に炭素を固定することができます。

商品あたりの炭素貯蔵量(t-CO2)=
商品の体積(㎥)× 木材の密度(t/㎥)× 木材の炭素含有率 × 44/12

炭素貯蔵量は、ジャパン建材が林野庁ガイドラインに基づき独自に算定するものであり、その数値が保証されるものではありません。

主なJ-GREEN商品の
1単位あたりの炭素貯蔵量

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